尚真によって1519年に創建された
園比屋武御嶽石門は守礼門と首里城の正門にあたる歓会門の中間にあり、尚真(1477~1526年)によって1519年に創建されたことがわかっています。築造者は竹富島出身の西塘。国王が首里城を出て各地を巡る際に道中の安全を祈願した拝所です。また琉球王府の最高位の神女の聞得大君が斎場御嶽で即位式をおこなう際にもここで祈願したと伝えられています。沖縄戦で大破しましたが見事に復元されています。
場所は首里城正殿へ行く途中にあります。
石門とその奥の森を園比屋武御嶽といい王府の祈願所であった石門は神社でいう拝殿にあたるが本殿に相当する建物がなく石門の後ろに広がる森がそれにあたるという石門の創建は尚真王時代の1519年。1933年には旧国宝にしていされたが沖縄戦で大破。1957年に復元され後に解体修理し1986年に完成した。
石門は武富島の西塘の作と伝えられる 石材は主に琉球石灰岩を用い板葺唐破風屋根を表す 屋根の飾りなどに日本と中国の様式を合わせて用いた沖縄独特の優れた石造建築である
石門の裏(園比屋武御嶽)
地図
詳細情報
アクセス | 那覇空港から車で約11分 |
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住所 | 沖縄県那覇市首里真和志町1-7 首里城公園内 |
公式HP | 首里城公園 |