建物の老朽化に伴う公設市場移転について
(公式ホームページより)
・2019年6月16日まで現在場所営業
・6月17日~6月30日市場閉場・移転・仮設開業準備
・2019年7月1日~仮設市場開業
・2022年3月31日仮設営業終了
あの古い感じの雰囲気が良かったのですが非常に残念です。
那覇市の台所

国際通りに隣接する公設市場は戦後のヤミ市から続いており、市場内は新鮮で色鮮やかな魚や、豚の足(テビチ)やバラ肉(三枚肉)豚の顔の皮(チラガー)まで売られています。その他ゴーヤーや島らっきょ、ヘチマなど沖縄の食文化に欠かせない食材がずらりと売られています。
2階には食堂があり、市場で買った食材を有料で調理してくれるので、新鮮な食材で作った沖縄料理を食べることもできます。
買った食材は全国発送してくれるお店もあるので、おいしかった食材やお土産の発送に利用するのもいいと思います。
この市場の周辺のお店が意外と穴場なんです。ほとんどが地元の人ばかりでのんびりとした雰囲気。時間があれば公設市場周辺も散策してみてはいかがでしょうか。
公設市場の様子
カラフルな魚・通称熱帯魚

赤や青、黄色の魚が売られています。皆さん熱帯魚って言いますけど、どうみても熱帯魚ですよね。あまりおいしそうに見えませんが、実はミーバイというおいしい魚もあるんです。思い出に2階で調理してもらって食べるのもいいですね。

カラフルな魚だけではなく、エビや貝なども売られています。
アカジン(スジアラ)、ミーバイ(ハタ)、アバサー(ハリセンボン)などがおいしくておすすめです。

写真のようにハリセンボン(沖縄名:アバサー)の皮を剥がされた状態で売られていたりします。ハリセンボンはおいしいダシが出るので、アバサー汁はおすすめです。
そして、青い魚が居酒屋などで刺身にされるイラブチャー(青ブダイ)です。

精肉店で販売している肉の9割が沖縄料理で欠かせない豚肉。写真右下に豚の顔の皮が売られています。沖縄名でチラガーといいます。このようにちょっとリアルな状態で売られているので苦手な方は遠くから覗く程度に見るのがいいと思います。

午前中の早い時間帯は写真のようにお客さんは比較的少ないです。市場は賑やかなほうが楽しいですよね。午後になると多くのお客さんで賑わいます。

南国フルーツや島らっきょなどの野菜など品数豊富なので買い物心をくすぐります。公設市場入口にあるお店では冬でもマンゴーやスナックパインを販売している最強のお店です。スーパーやJA、道の駅でも冬にマンゴーやスナックパインは冬は販売していませんが、ここならほぼ手に入ります。

漬物店では島らっきょの塩漬け等を販売しています。お店のおばちゃんが食べて食べてと言ってきますので遠慮せずに食べましょう。押し売りは多分しないので大丈夫だと思います。沖縄の島らっきょは細長いのが特長で、独特の香りと辛味があります。沖縄ではてんぷらや塩漬けにしたりして食べます。お酒のお供にいかがでしょうか。
穴場!公設市場周辺のお店

公設市場だけではなく、周辺にあるノスタルジックなお店へ行くのも楽しいです。なんか懐かしい昭和の感じがするお店が隣接しています。店のおばちゃんが馴れ馴れしく話しかけてくるので雑談するのも楽しいです。

お店の様子で、売れたらいいさぁ~みたいな感じ。

公設市場周辺はアーケードのなっているので雨の日や暑い日もへっちゃらです。雨が降ってがっかりしそうなときは迷わず公設市場へ。
地図
詳細情報
営業時間 | 8:00~21:00 |
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定休日 | 第4日曜日、鮮魚店は第2・4・5日曜休み。12月は無休 正月・※旧正月・※旧盆 店舗により異なります。 ※沖縄では旧暦に行われる。毎年違うので旧暦カレンダーで確認してください。 |
料金 | 無料 |
アクセス | 那覇空港から車で約10分 |
住所 | 沖縄県那覇市松尾2丁目 |
駐車場 | 国際通り周辺の有料駐車場を利用 |
トイレ | あり |
バリアフリー | 車いすやベビーカーでも安心。 |
公式HP | 第一牧志公設市場組合 |