琉球王国初期の王陵

浦添ようどれは、浦添グスクの北側崖下にある琉球王国初期の王陵で、咸淳年間(1265-1274年)に英祖王が築いたといわれています。その後、1620年に、浦添出身の尚寧(しょうねい)王が改修し、王自身もここに葬られました。岸壁に横穴を掘り墓室とし、中には中国産の石で作られた石厨子があります。向かって右側が英祖王、左側が尚寧王の墓といわれています。「ようどれ」とは琉球語の夕凪です。
浦添グスク・ようどれ館配布パンフレットより引用
順路に沿って紹介

石の階段を降りて行きます。

前庭
階段を降りると前庭に着きます。木でできた階段がありますので先へ進んで行きます。道はきれいに整備されているので歩きやすいです。

暗しん御門(くらしんうじょう)
加工された岩盤と石積みでできたトンネルの通路のことで、薄暗くひんやりとしていて、地下通路を通って「あの世」に行くような雰囲気でした。
沖縄戦で天井の岩盤は壊れてしまいました。
銘文引用

二番庭
中御門(なかうじょう)といわれる石積みでできた門。この門に入ると一番庭があります。

一番庭
西室(英祖王陵)

東室(尚寧王陵)

二番庭からの景色
浦添市、宜野湾市を一望できます。
浦添グスク・ようどれ館

浦添城跡や浦添ようどれについて映像や出土遺物を使って説明しておりわかりやすく学ぶことができます。見学前に立ち寄ることをおすすめします。
開館時間:9:00~17:00
入館料:高校生以上100円、小・中学生50円、
休館日:月曜日、12月28日~1月3日
地図
詳細情報
営業時間 | 9:00~17:00(浦添グスク・ようどれ館) |
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定休日 | 浦添グスク・ようどれ館は月曜日・12月28日~1月3日 浦添グスク・浦添ようどれはいつでも見学可(見学無料) |
料金 | 浦添グスク・ようどれ館大人(高校生以上)100円・子供(小・中学生)50円 浦添グスク・浦添ようどれは無料 |
所要時間 | 30分~1時間程度 |
アクセス | 那覇空港から高速道路を利用して約25分 |
住所 | 沖縄県浦添市仲間2-53-1(浦添ようどれ館) |
駐車場 | あり(無料) |
トイレ | あり |
バリアフリー | 車いすやベビーカーでは行けません。 |
公式HP | なし |