知念按司の居城

知念城跡は知念按司の居城であると伝えられ、17世紀末に改築され、後に知念番所(役所)として使われていました。知念城跡の周りには、古屋敷跡、ノロ屋敷跡、古屋敷跡、知念按司墓、受水走水とともに稲作発祥の地があります。
知念城跡は、ミーグスク(新城)とクーグスク(古城)とよばれる二つの郭からできています。クーグスクは古い野面積みで囲まれ、一番高い岩山の上に立地しています。ミーグスクは、二つの門と石垣で囲まれた郭です。正門を入ると、「火の神」が祀られている小さな祠がみえ、さらにその奥には「友利御嶽」があります。友利とは、「名高く尊い」という意味があります。
知念城跡内には1761年から1903年に至るまでの間、知念番所(間切の役所)が置かれていました。現在の火の神は、番所が移動した後に地域の人々が祠をつくり祀ったものです。
この御嶽や火の神には、地元だけでなく県内全域からの参拝客も多く訪れ、東御廻り(あかりうまーい)の拝所となっています。
知念城跡では、現在史跡跡整備事業を進めており、それに伴う調査で18世紀を中心とした様々な資料が確認されています。
写真

城内

城内

焚字炉

知念城跡からはきれいな海が見えます。
地図
基本情報
営業時間 | 見学自由 |
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定休日 | なし |
料金 | 入場無料 |
所要時間 | 30分~40分 |
アクセス | 那覇空港から車で約45分 |
住所 | 沖縄県南城市知念字知念 |
駐車場 | あり(無料) |
トイレ | なし |
バリアフリー | 未対応 |