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前川の民間防空壕群
前川の民間防空壕群
看板より
 字前川の西側雄樋川沿いに前川樋井がある。此の樋井(湧水)を中心とした崖の中腹には岩肌を掘り込んで築造された民間防空壕が五〇ヶ所余並んで存在している。
 この民間防空壕は、一九四四年(昭和一九年十月十日)の南西諸島大空襲(那覇市は九割の家屋が焼失した)後、米軍上陸が濃厚となったため、字民が、二・三世帯ずつ一組になり、避難壕として建設したものである。壕入口の多くはしゃがんで通れるくらいの高さで、広さは約四平方メートル。隣り合う壕が内部で連結するという構造になっている。字前川近くに米軍が進攻してきた際には多くの住民がこの壕や南部具志頭方面に避難した。
 なお、この壕では五ヶ所で集団死が起こっており二十人余が死亡している。
 玉城村内には自然の洞穴を利用した防空壕は多いがこのようにまとまって掘られた民間防空壕は他の字にない。
所在地:沖縄県南城市玉城字前川地図
入口はおきなわワールド沿いの道路(県道17号線)にあります。おきなわワールドから稲嶺方面へ約200メートル進んだところにあります。
夏は蚊が多いので虫除けスプレーを用意して行くといいです。
前川の民間防空壕群
防空壕が並んでいます。
前川の民間防空壕群
前川の民間防空壕群
しゃがまないと入れない防空壕入口。